内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS) とは?読み方、保険、費用

用語集

内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)は、内視鏡を使った切開をしないで行う鼻内手術です。

ESS:endoscopic sinus surgery

「ないしきょうかび・ふくびくうしゅじゅつ」と読みます。

内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)とは

内視鏡下鼻副鼻腔手術は、鼻の穴に内視鏡を挿入し、TVモニター画面を見ながら鼻内手術をおこなう方法です。
従来の唇の下から切開する方法とは異なり、切除する範囲は、病気を改善させるために最低限必要な部位のみです。さまざまな角度から副鼻腔を観察でき、また、TVモニター画面で拡大されるため、術中術後の出血や痛みが、従来の鼻根本手術よりも、はるかに少なく、また、頬の腫れやしびれを生じません。
鼻のそばにある眼や脳といった危険部位を傷つけないよう、安全を確認しながら手術をおこないます。

1)内視鏡下鼻副鼻腔手術の麻酔

麻酔は、鼻内に麻酔ガーゼを留置し、手術直前に痛み止めの注射を追加します。止血のためのお薬も入っていますので、注射後多少どきどきすることがあります。

2)手術時間

手術時間は、片側30分-60分程度です。鼻中隔湾曲矯正術を併用する場合は、これに20-30分が加わります。
出血が多い場合にはこれよりもさらに時間がかかることがあります。
十分な麻酔液を注射しても痛みが強い場合、または、出血が多い場合には途中で中止することがあります。

3)手術後の経過

手術当日約1時間、ベッド上での安静が必要です。
当日は飲酒、入浴はおやめください。 ガーゼを抜いた日も、出血しやすいため半日安静が必要です。 その他は、通常の生活をおこなっていただいて結構です。 術後の鼻の痛みは軽度です。ただし、両方の鼻にガーゼが入っている間は、口呼吸をせねばならなくなるため、のどの渇きや痛みを少々生じます。
手術後、1ー2週間は汚れがたまりやすいため、頻回の清掃治療が必要です。内服薬は、1ー2ヶ月を目安に服用していただきます。
手術後も、ポリープが再発しやすいため、定期的に診察を受けてください。

両国耳鼻咽喉科 墨田区 (耳鼻科・耳鼻咽喉科・アレルギー科・レーザー手術)
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1980年後半より鼻副鼻腔疾患に対して内視鏡下鼻内手術(ESS:endoscopic sinus surgery)が導入されるようになりました。内視鏡下鼻内手術は、以前の副鼻腔根治手術とは異なり、鼻孔より内視鏡を使用してTV画面で鼻の状態を見ながら鼻内手術を施行する方法です。患者さんに対して非常に負担が少ない手術として現在一般的に行われており、この方法により、術後の痛みや頬部のしびれといった従来の副鼻腔根治手術で起きやすかった症状は軽減されるようになりました。

具体的には、鼻腔と交通している副鼻腔の自然孔を開大し、排泄機能を向上することで生理的治癒を図るものであります。その利点としては、鼻内を常に内視鏡で明視下におくことで極めて安全にまた正確に手術を施行することができる、という点であります。内視鏡下鼻内手術の適応疾患ですが、上に述べた慢性副鼻腔炎の他に、鼻ポリープ・鼻中隔彎曲症・副鼻腔嚢胞・副鼻腔良性腫瘍・眼窩壁骨折・また止血困難な鼻出血への止血手術が挙げられます。またマイクロデブリッダー(吸引と削開を同時に行いながら病的組織を除去する手術用高速回転装置)などの周辺機器の開発により、短時間に手術を行うことができるようになりました。

当院では、この内視鏡下鼻内手術を専門的に行っており、以上に述べた疾患を抱える患者さんに積極的により質の高い治療の提供を心がけております。

地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院
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